「ABCスペシャルドラマ あの夜をすくいに」を見た/酒井

こんにちは。
ここ最近妬み、注目している脚本家弥重早希子という人が書いたオリジナル新作ドラマ「あの夜をすくいに」を見た。
これが非常に傑作で、関西では夜中に放送したようだけど、関東ではTverで観れるだけみたいなので、是非、このまま誰にも知られないでいて欲しいなと思わされる作品だった。
探偵ナイトスクープを題材に、過去と現在たった2つの日、ほぼ家と学校のみ(車内とか役所もあるけども)というロケ地に限って、ユーモアと哀愁でもって描かれる家族の小さなドラマでありつつ、親という役割、子供という役割、夫婦という役割、その中で演じる、いや、演じざるを得ないという言い訳に逃げる大人のリアルな悲哀。バカバカしいけれどもどこか切ない、ちょっと「痛い」部分に差し込まれた小さな針。そういう傑作ドラマです。

脚本も見事だけれども演出もとても見事で、冒頭からして面白く、更に一筋縄ではいかないセリフのやり取りも、夜の学校とくればそう来るよね、というワクワクも全て丁寧に、過不足無く描かれていてすごかった。

あまりによくできていたので、絶対に関東圏では多くの人に発見されたくない。
以下のリンクから見れるので。
https://tver.jp/series/srpl4fhibw

酒井善三

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