近況報告
「カウンセラー」のクラウドファンディング時〜上映時に書いてからてんで止まっているブログを再開することになったのでなにを書こうか?と思って書きたいものがあったものの、絶賛映画の撮影に入っている状態でなかなかかける時間がなく結局、締切当日の今日、撮影が終わってホテルに帰ってきてから書いている。
12月上旬で「Project Civilian Bird」というオムニバス企画の上映も終わり、「カウンセラー」から続く「コロナVS信心」や「ごった煮映画祭り」などの3年間に渡る色々なものがひとしきり終わったような。さすがにちょっとくたびれたような。しばらくは録音の仕事に没頭したいなとか思っていたりそうでもなかったり。あいも変わらずふわふわしています。
久しぶりに映画の撮影(といってもなんだかんだ年の半分は録音の仕事をして、残り半分を映画製作にあてる生活を送っている)にどっぷり入って思うのは現場は楽しい。と思うと同時に現場は疲れる。と改めて実感する。
「疲れる」というのは体力的にもそうだが、本当にそれ以外のことができなくなる。ということに僕はすごく疲れを感じるようになった気がします。
単に僕の容量が悪いだけかもしれませんが。
他のことに意識をむけてる場合ではないくらい集中していないと置いてかれてしまう。といえばいいのか。
友人のKくんが現場に入ると極端に連絡が取りづらくなって、昔はよく怒ったものですが最近は自分もまさにそうなっていて、メールの連絡やLINEの返信が溜まっていく。ということが多くなり驚いています。
僕なりの考察として、これはプロデューサー業?を始めてから意識的に「ドンドンやっていこう!」とあまり深く考えず行動をすることを優先するようにしてきたことの副作用的なことかなと思っています。←めっちゃ言い訳っぽい。ごめんなさい
というのは映画や映画祭、会社を立ち上げた時もそうなのですが、僕は深く考えてしまうと結局なにもやらない性質を持っていると自分では思っています。
しかし、30を超えてうだつのあがらない中年男が目標を達成するためにはもうなにか行動するしかないよね。とにかく実行よね。と「カウンセラー」製作時期から考え方を変えてなるべく行動するようにしました。
そこには酒井さんに「百々くんは気さくで頼り甲斐あるふうにいるけど実際は人見知りで知らない人には言いたいことが言えない。やらなくてはいけないことを中々行動にうつせない人間」と言われたことが影響しているかもしれません。
というわけで、とにかく行動あるのみ!と後先をあまり考えず会社を建てたり、借金したり、映画祭を企画したり、オムニバス映画を企画したりするようになりました。
なるべく考えてから行動ではなく、行動を起こしてから考える。という風に意識していきました。
ここで発見したのが
① 意外と世の中には「やるぞ!」と旗を立てる人」は少ないらしい
② 旗を立てたら応援してくれる人がいる
ということでした。僕にとってはなんの躊躇もなく難しくもないことですが、それは他の人にとってはそうでもないことなんだな。と(←それぐらい僕には想像力がない。ということですが)
そこにこそ僕の活路はあるのかもしれない。と最近は考えることが多くなりました。
旗を立てる。エンジンのキーをまわす。
そこに僕だからやれるなにかがあるのかもしれません。
上記の発見とともに物凄い発見を僕はできました。
それは自分の能力の低さです。
① 容量の悪さ。タスク処理能力がとにかく低い。不器用
② 連絡の遅さ。事務レベルの低さ
③ 見通しの甘さ、曖昧な口約束
④ 寝坊
⑤ 謝れない
これは驚くべき大発見でした。自分では結構容量が良くてイケてると思っていましたが30歳を超えて真実に気付きました。ダメダメ人間。
僕は一人では何もできない。
そんなん当たり前やん。と思うかと思いますが僕は本当に絶望しました。
連絡も満足にできない。簡単な作業も時間内に終えることができない。とにかく手が遅い。
全然予算の見積もりが甘い。適当。できてる風を装うetc.
故に再確認できたのは、チームの必要性でした。
僕自身の長所を”旗を立てる”ことであるならば”連絡する”ことや”見通しを立てる”ことに長けてる人が側にいてくれるチームを作るべきだし、そんな人に誠実であらねばなぁと。
一人ではなにもできない。
これが本当に身に沁みる最近です。
全然大人じゃないですね。
急いで書いたので散文極まりないですが、そんな感じです。
近況報告でした!
百々
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