朗読劇作ってみようと思ってます

どうも、酒井です。
木曜の更新目安としながら、今、土曜の朝!

さて、何していたかと言うと、動画を作ってました。
まだ音楽を作ってないし「作品」という感じになってないけど、とりあえずアップします。
なんでこれをやったのかというのをちょっと書こうかなと。何かと言うと朗読劇です。前回アップしたブログの。
なんでvimeoかというと、内容が良くないから、youtubeだとBANとかそういうのあるのかなと思って。
※不快な部分も話内容あるので、苦手な人は見ないでください

https://vimeo.com/911750188?share=copy

結論から言うと、これをイベントにして見れるものになるかを実験したくて、とりあえず自分でやってみたというわけです。

そもそもは、またいつもの通り「金」の話からなんですが…。
僕らは随分前『カウンセラー』という自主中編映画を作ったんです。それは、今後より作りやすい体勢を作れれば良い、という助平心も無くはなかったのです。
が、テレ東関係のお仕事を頂いたのを除き、特に映画においてはそこからステップアップ、というわけにはいかず効果はなかった。

一部ネットにより盛り上がっているように見えたためか、「あれから色々忙しくなったんじゃない?」と友人知人から言われることもあるのですが、皆無です。仕方がありません。
で、であれば、この期に及んでまだずっと無理に映画(映像)という高コストなものづくりを追いかけるのでは、ほぼ何も作れずに終わるでしょうから、コンスタントに続けられる別の事に挑戦してみよう、と思っていました。
とはいえ、同時に娯楽でありたい。映画の縮小ではなく、映画とは全く別の面白さを作りたい、という思いです。

そしてコストとは別の理由になりますが、僕は良い音楽のライブイベントや、演劇に行くと映画とは違うものを感じて羨ましく思っていました。
異様な高揚感です。それは「ナマ」であることがどうやら関係しているらしい。
自分が、観客としてその場にいる事、その影響がパフォーマンスにも及ぶこと、そうして今出来上がるものに「まさにいま」参加しているという緊張を伴う興奮。
僕自身が近年映画にあまりワクワクを感じなくなってきていることもあり、そういうナマの何かを作ってやってみたい。と思っていました。全然やったことないし怖いんだけど。

で、とりあえず今僕が一人で金を掛けずにできる事といえば、何かを書いて話を作ることくらい。そうしたら、その内容が一人称のモノローグであれば、それは生のイベントで、役者に朗読してもらう事ができるんじゃないか。

そしてその朗読を、読み手だけではなく、音楽、映像あわせて、ライブとしてやってみたら面白いのでは?

と思いました。
うまくいくこともあればそうでないときもあるだろうけど、色々と混ざって面白くなったら良いなと。
浪曲も近いだろうし、ポエトリーリーディングや、演劇ではモノローグ劇もあるし。活弁と伴奏の付いたサイレントにも近いのかもしれない。何かそれに更に別の要素が平行に存在しているような。
尺的に朗読は30分くらいが限界だから、音楽ライブ?とパッケージとかでもありだし。

それなら、僕が作って企画しただけでは客数は見込めないだろうけど、役者とミュージシャンはお客さんに来てもらえる可能性があるんじゃないか(演劇みたいな)。そうしたら、そのお二方(バンドで複数人もあるかもしれないけど)のギャランティと、会場費でトントンに持っていける可能性があるんじゃないか。
トントンになって赤字じゃなければ、少なくとも続けられる。
もっとも、引き受けてくれる人がいれば、だけど。

そんな思いもあって、前回モノローグ劇を、せっかくならと偽のブログとして書いてアップしてみたんです。でそれを、まず僕が実験で一回読んで考えようと。イベントをやってみるにしても、いきなりゴールも課題も見えずに人に相談できないし、巻き込めないので。

本来であれば、ここに音楽とかを乗っけたりしてみたいんだけど、文字テロップでバテちゃって、このブログに全然間に合わないので、ネットにあったフリー音源のドラムリズムを適当に載せようと思ったけど、それもそれでなんか違う…色々やりようありそうだけど…うーん……いや、とりあえず今は途中から何も載せずに一旦アップしよう!とアップしました。
(音楽や音を作って、後日動画を差し替えるかもだけど)

で、実際にやってみて、課題と発見は以下の通りでした。
【いけそうな点】
・単に文字出しするだけでも、案外朗読と同時で、タイポグラフィ如何によっては面白くなり得る。ライブということも考えると、トランジションはなしで、カットインアウトだけで。(試しに早送りでみると、めっちゃ面白いから見て!後半頑張ってるんだ⇩)
https://youtu.be/GVcu2m_U_2A

・読み手の前後のスクリーンに投射する映像は、単なる抽象的な絵だけでなく、撮ったもの、ネットで拾えるものなど、ジャンクに出していくのも面白いだろう。

・音楽が聞こえている状態で朗読すると、飲まれちゃうかとか、影響はどうなるのか、と疑問があったので、僕の耳にはイヤホンを付けて、ドラム音をメトロノーム代わりにして鳴らして読んでいます。(僕の耳が定期的に点滅するのはそのイヤホンのせい)
これは、音楽にもよるだろうけど思ったより読むのは平気そう。

・物によっては、音をSE的に足したりするだけでなく、どこかのセリフや重要なアイテムの音などを、その場で効果的に使ったり、音楽と併せたりもできるかもしれない。

【課題点】
・タイポグラフィで文字出しが面白くなったとして、それを映像出しするときのタイミング、めっちゃムズイだろうけどどうしようか。(面白くするのは、文字出しが細かい方が良いと思うし)

・読み手が噛んだ時にどうするかを考えないといけない。確実にどこかで噛むことはあるから、その時に言い直すかどうかとか。音楽との打ち合わせ次第ではあるだろうけど。
全体尺がある程度あっても、章ごとに小さく分けでブレイクできれば、水分補給など含めて、様々なトラブルからの立て直しはしやすいはずだ。

とまあこんな感じ。
誰かやっても良いよって人いたら、教えてくださいね!

ちなみに、この話は、タイトルは構想段階では『獣人』で、ブログで出すときはフェイクで別タイトルだったんだけど、どちらもしっくりこないんで、今は考え中です。
変な日本語がいっぱいあるけど、僕個人的には話は結構イケていると思っていて、お気に入りです。

ちなみに僕は次のブログで、もう一本モノローグ書くつもりで、内容もジャンルも全く変わると思う。
ではでは!

酒井善三

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